ちょっと前まで陸自に居たものです。

自衛官候補生=2等士 という意味で書いてます。

(パンフレットや募集要項の種類によって、名称の使い方に違いがあるようです。)


航空自衛隊については、事情が異なるようなので注意してください。

 

自衛官の募集サイト(公式)

http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/08.html

 

 

新卒向けの時期でない自衛官候補生の場合、

教育中に曹候補生と一緒になることがなかったり、

同時に教育される人数が少人数の場合があるなどの違いがありますが、概ね同じです。


 


一般曹候補生を受ける場合、

必ず2等士も受けてください。そしてできれば2等士で入隊してください。

一般曹候補生というのは、2等士よりも半年ほど昇進が早いのみで、
にもかかわらず2年ごとの満期金はもらえません。

2等士でも、あまり変わらない期間で陸曹になれる上に、やめなくても満期金はもらえます。
また、2等士は、昇進しないといずれクビになるというイメージですが、

実際はそんなことはなく、自分から辞めない限り退職になることはほとんどありません。

(どんな会社でもやっていけないほどの先天的なバカなら、強制退職はあります。)

 

 

 


一般曹候補生とは、いわば少し昇進が早いことを餌に、

人件費を減らすためだけの募集区分なのです。



一般曹候補生で入ると、確実に後悔します。

一般曹候補生で入ったからと言って、特別なことはありません。

最速で昇進するような人が、2等士よりも半年だけ早く昇進するだけです。

やる気が無かったり、体力が無かったり、勉強ができなかったりすると、

一般曹候補生でも2等士でも、全然昇進できません。


あと、私がいたころ、、ですが

一般曹候補生という区分は実験で、数年で別の募集形態にかわるという噂がありました。

 

 

 

 

 

 

 

以下、私がある質問者に書いたアンサー

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一般曹候補生って、数年前から始まった、2つの募集枠を1つにまとめた区分であってますよね?
なんか同じような名前のがあるんで、ややこしいですが、、、

上のことが正しければ、私も一般曹候補生で入隊したはずです。
(区分の開始年が違っていれば、過去の曹候補生ということになりますね)


半年の教育を経て、中隊配置となりました。
後期教育の時点で、2等で入った人とごちゃ混ぜになります。
で、中隊配置になってしばらくたつと、陸曹試験があるのですが、
2等で入隊した人は、正確には忘れましたが、半年~1年ほど、
陸曹試験を受ける権利が発生するのが遅いだけです。

実際、先輩にも2等でなく、陸曹になりやすい区分で入った人がたくさんいましたが、
陸曹になる早さは、別に2等も曹候補生も関係なかったです。


また、一昔前の、曹候補生の募集枠が
賢い人用と、アホな人用に分けられていたころは、
賢い人用は本当に早く上がれたらしいですが、
逆にアホな人用は本当に人件費削減のためだけの存在で、
5年以上いても陸曹にしてくれない場合もあったらしいです
(実際、そういう人が1人ですがいました)

そして、上記の二つが統合されて一般曹候補生になったのですが(一番最初のが正しければ)
今回は、まさに昔の区分の間をとったもので、
確実に『少し』2等より早くあがれますが、満期金は無く、最速で昇進しなければ
この区分で入った意味が全くなくなり、むしろ「曹候補生で入隊したくせに、まだ陸曹になれないのか」
などと思われることになります。


まあ、あなたが確実に最速で、陸曹試験に合格できる自信があるのなら別です。
試験の内容は、自衛隊のことよりは、ほぼ入試科目みたいな内容です。
しかし、まず中隊に入らないと問題がわからない上に、
一番下の隊員は、全ての雑用をやらされる決まりとなっているので、
最低でも入隊から1年は、勉強する暇はほとんどありません。
ひどいときは、次の後輩が入ってくるまで、自分の時間が殆ど作れない場合すらあります。
(次の後輩が入ってくるのは陸曹試験の後です)

なので、陸曹の問題のレベルは高くありませんが、
事実上、高卒時の学力から1年以上まったく勉強していない状態で
試験を受けることになります。
また、自主的に体を鍛える時間もないため、陸曹試験のさいの体力試験に合格できる体力を作れないまま、試験を迎えることになるかもしれません。
(人にもよりますが、たいていは教育期間がおわったところで、まともな体力はついていません)

学力、体力ともに、レベルは高くはありませんが、
最速で昇進するには、それなりの学力と、体力の素質が要ります。
私の同期の一般曹候補生で入った人たちは、みんな騙されたといっていました。
私も思いました。




なので曹候補生で入っても、いろいろな理由から、最速で合格することができず、
結局2等と同じ時期になってりまう場合が殆どです。
そうなると、たんに満期金(2年ならば70万くらいですかね)
をもらえなかっただけになります。
しかも、入隊後に考えが変わって、途中でやめようとしても、曹候補生は、
中学校の部活動をやめさせてくれないように、
社会人とは思えないほどの理不尽さで、なかなか退職させてくれません。

一方、2等ならば、もともと2年ごとのシステムなので、比較的簡単に退職でき、
しかも満期金があるので、次の生活への資金も得られます。

あなたが自衛隊にどんなイメージをもっているかわかりませんが、
確かに優秀な隊員はいますが、ほとんどの隊員は、戦闘力でも体力でも、知識でも、
どれをとっても一般人に毛が生えた程度です。
私は、先輩隊員たちのやる気のなさ、自衛官としての自覚のなさに失望しました。
「こいつら殆ど税金泥棒だ」と思いました
(もちろんすごい人も居ますし、駐屯地によりますがね)

すごく良いイメージをもっているのなら、減滅して退職したくなる可能性だってあります。
実際、それが退職理由の人も居ます。
また、基本、先輩方はとにかく楽をしようとしますので、
自主的に体を鍛えまくっている人を排除しようとする傾向にあります。
自分の職場に優秀な人が増えると、楽ができなくなるからですね。



■結論は
学力・体力に自信があり、かつ士のままでは、絶対に退職しない自信があるのならば、一般曹候補生で入隊してもいいでしょう。
また、先輩隊員の質には期待しないことです。